出会って恋人になる




恋は出会いから始まります。出会いがなくては恋も生まれません。最近は、出会いが必ずしも直接会うということを意味しなくなっています。インターネットのSNSサイトや、WEB上の仮想空間での出会いが増えてきているからです。両親や友人に恋人を紹介する時、ネットで出会ったというと、あまり思わしくないと思われるかもしれません。そのため、出会ったことを隠している人もいると思います。ですから、思った以上に多くの人がこのようなパソコンを介して間接的な出会いをしているでしょう。どのように伝えても、出会い系サイトと混同されるので当人たちも言いたくないのかもしれません。

日本では高度経済成長期以降、恋愛結婚が急激に増加。恋愛は普通の男女であれば誰でもするものという風潮が定着しました。また、1980年代後半から1990年代初頭にかけて、日本はバブル経済に沸き、恋愛で消費行動が決定づけられる傾向の中、「デートするなら、話題のあのスポット」「◯度目のデートに行くべき場所」というようなスタイリッシュな恋愛パターンがファッション誌やメンズ情報誌、トレンディドラマなどで作られていきました。

現代では、家の意向を汲んだお見合い結婚はほぼ消え失せ、夫婦の間の愛情や、本人の気持ちを大事にする恋愛結婚が主流となっています。また、恋愛の傾向として格差が話題となり、「恋愛格差」、「恋愛資本主義」、恋愛資本による「魅力格差」などという言葉もよく耳にします。このような風潮と裏腹に、恋愛やセックスを経験したことがない中年層も増加しているとの見方もあります。

そもそも恋愛について勘違いしている部分が現代人にはあるでしょう。恋愛はたしかに刺激的ですが、あまり特別視せず、日常の延長にある出会いととらえ、大事に育てていきたいものです。そのためには若いうちに壁にぶつかったり、痛手を受けるといった経験も、恋愛においては必要なのかもしれません。

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